鈴虫を日本語で表した場合、鈴虫の外観よりも鳴き声から付けられているといえるでしょう。

「あれ鈴虫も鳴きだした~」と皆さんご存知の童謡にもでてくるように、「りんりんりんりん りいんりん」と表現されていますものね。

それでは、鈴虫の英語での発音はどのようなものでしょう。

また、鳴き声は英語でどう表現しているのでしょうか。

鈴虫の英語の発音

鈴虫の英語の発音は「cricket(クリケット)」です。

cricketは鈴虫のほかに、松虫やオケラを指して発音する際にも用います。

bell cricketとより鈴虫や松虫をカテゴライズした英語の発音もあり、日本と同じように音を発する昆虫の仲間として認識されています。

クリケットという英語で、イギリス発祥のスポーツを連想する方もいるでしょう。

たしかに、鈴虫とスポーツのクリケット、英語の綴りは同じなのですが関連性はありません。

また、人が集まるイベントなどで、まったく人が集まっていない状態を表現するときにも、cricketを使用します。

The opening night was crickets.と表現しますが、名称に賑やかなイメージのあるベルが付く鈴虫と比較すると面白いニュアンスですね。

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鈴虫の英語の鳴き声は雑音?

日本語で表す鈴虫の鳴き声は、「りん・りん」や「り~ん」、または連続的な「りぃぃぃぃぃ」が一般的な表現です。

これに対して英語には、鈴虫の鳴き声という明確なものはありません。

なぜならば、一部を除く諸外国では日本のように、虫の音や鳴き声を聞く習慣がないためです。

このため、鈴虫を含む虫の鳴き声は、雨音や風音などの雑音・”noise”と同じ扱いとなります。

もちろん、「虫が鳴いている」という表現はあり、noises from insectsやsinging of insectsのほか、sounds of insectsと表します。

chirpも虫や鳥が発する音を表しているため、a chirpやinsects chirpingも鈴虫が鳴いていること指している英語です。

まとめ

鈴虫を英語で発音する場合にはcricketと発音し、鈴虫だけを指しているのではなく、松虫やオケラなども含まれる発音でありました。

鈴虫の鳴き声は英語にはなく、雨の音や風の音と同じ雑音の一つとして捉えられていました。

これは、日本と習慣や風習が異なるためであり、アジア圏などを除く多くの外国が松虫などの鳴き声を雑音と認識しています。

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